honor8(HUAWEI)のマイクが非常にいい具合だということに気づいてからかれこれ3ヶ月がたったでしょうか。

個人的には、録音するたびにスマホのマイクとは思えない素晴らしい仕上がりに感動しています。

といっても、基本的にはこれまでに使って来たiPhone6 plusとの比較という意味になります。

iPhoneのマイクは度々使用していましたが、初めて手に入れたアンドロイドスマホの honor8 の音声の素晴らしさをぜひ伝えようとiPhone6 plus(Apple)の音声メモのマイクの性能と比較しながらまとめていきます。

まずは、それぞれのマイク周りの情報を集めましたので、参考までにご覧ください。

Apple iPhone 6 plusのマイク周りのスペック

出典

通話の際、底面のマイクは自分の声を相手に届ける送話器として機能します。では、残りの2つのマイクにはどんな役割があるのでしょうか?  残りの背面と受話器内部のマイクはノイズキャンセリングに使われます。ノイズキャンセリングとは周囲の不要な音の音量を小さくする技術です。

ヘッドホンやイヤホンの中にはノイズキャンセリングの機能を持つものもあり、周囲から入ってくる環境音を弱めて音楽に集中できる環境をつくります。  こうしたリスニング用のノイズキャンセリングとは違い、通話におけるノイズキャンセリングには2つの目的があります。  自分の声をクリアに届ける  通話では自分の声をはっきりと相手に届ける必要があります。  そこで iPhone 5 では、背面と受話器内部のマイクを使って「ビームフォーミング」と呼ばれるノイズキャンセリングを行います。

ビームフォーミングとは、複数のマイクを使って音が発生した位置を特定し、ある位置から発せられる音だけを取り込む技術です。  利用者の声は特定の場所から発せられますが、底面のマイクでは他の場所から発せられた音も拾ってしまいます。  そこで背面と受話器のマイクで他の場所から発せられる音をビームフォーミングで検知。そのデータを元に、底面マイクで取り込んだ音声から検知した音のみを弱め、相手の電話に届けます。

相手の声を聴きやすくする  通話では相手の声がクリアに聞こえることも重要です。周囲が騒がしい環境でも、相手の声が聞こえなければ通話は成り立ちません。

この部分の仕様については不明な部分が多いので推測となりますが、恐らく一般的なノイズキャンセリングの方法を用いていると考えられます。  それは背面などのマイクで周囲の音を検知し、それとは逆の位相の音を受話器から発して周囲の音を弱めるというものです。  音をグラフに表すと、このようになります。

「逆の位相の音」とは波の上下が反対の音です。この2つの音を合わせると互いの波を打ち消し合い、音では無くなります。  このようにして、騒がしい環境でも iPhone からは相手の声が聞こえやすくなっていると考えられます。[出典]

以下のサイトでiPhone 5に使われているのが「MEMSマイク」と言われるものだということがわかりました。

 iPhoneのマイク:iPhoneには3つもマイクが実装されている!

二世代後のiPhone 7 Plusに搭載されているのはKnowles製MEMSマイクということも判明しています。

市場調査レポート iPhone 7 Plusに搭載されるKnowles製MEMSマイク:特許-製品マッピング

続いて HUAWEI社の honor8 のマイクの性能をチェックします。

HUAWEI honor 8のマイク周りのスペック

[画像は取扱説明書より引用]

マイクの位置は、本体下部側面のスピーカー横にメインマイクと、本体上部側面にノイズキャンセリングマイク(小さい方)があるとされています。

出典

そしてHUAWEIの公式サイトでは、本体の通話機能について以下のように説明されています。

honor 8は、高感度マイク、Voice+テクノロジー、そして音声増幅機能により、ハンズフリーのサポートを強化。出典

文中の、音声増幅機能とはおそらくアンプのことで、これはどちらかというと再生時に関係するものだと思います。

そのほかに、高感度マイクとヴォイス+テクノロジーが使われていると書かれています。

ですが、

高感度マイクは説明がざっくりすぎてなんのことだかよくわかりません。さらにヴォイス+テクノノロジーに関しては検索しても情報がなくてなんのことだかさっぱりわかりませんでした。

ホームページの引用した部分の近くにも記載されていますが、簡単に言えばノイズキャンセリングがほどこしてあるということなのかもしれません。

iPhone6 Plusとhonor8のマイク音声周りの性能(スペック)と技術(テクノロジー)比較。

さらに詳しい情報として、以下のサイトからいくつか比較して行きます。

GSMArena.com

honor 8の性能数値

Loudspeaker(スピーカー)
Voice 67dB / Noise 66dB / Ring 82dB
Audio quality(音質)
Noise -98.3dB / Crosstalk -97.3dB

iPhone6Plusの性能数値

Loudspeaker
Voice 67dB / Noise 65dB / Ring 66dB
Audio quality
Noise -94dB / Crosstalk -72dB

次に、それぞれのサウンド関連の技術についての比較です。

honor 8のマイク関連技術

– Active noise cancellation with dedicated mic
– DTS sound

iPhone6Plusのマイク関連技術

16-bit/44.1kHz audio
– Active noise cancellation with dedicated mic

ここからわかることは、honor8もiPhone6Plusも共に、アクティブノイズキャンセリングを搭載しているということです。

そして、honor8の方は、DVDやブルーレイなどでも見ることの多くなったDTSサウンドを採用しています。

これは、ざっくり言ってしまえば、臨場感のある音に録音・再生する技術ののことのようです。

そして、iPhone6 Plusの「16-bit/44.1kHz audio」という記載の意味ですが、一般的に8bitが情報量の単位として知られていますが、その倍の情報量があるということですね。

もう一つ海外のサイトの情報を見ると、honor8のサウンド関係のスペックに以下の記載がありました。[出典]

  • DTS sound processing technology(DTSサウンド)
  • Dual-microphone noise reduction(デュアルマイクノイズリダクション)
  • Hi6402 audio chip
  • 24bit high-fidelity audio file support(iPhone6より、さらに8bit多いオーディオファイルが生成されるとのこと)
  • integrated sound chamber

それらの詳細は以下の記事にまとめています。

MEMSマイク ノイズキャンセル DTSサウンド搭載のhonor8(HUAWEI)とiPhone6 plus(Apple)のマイク録音周りの性能徹底調査

honor8とiPhone6 Plus録音音声の比較調査方法

基本的には、以下のような向きで置いています。これは、honor8がステレオ録音タイプなので発している音を本体の側面から入れる必要があるためです。

実際に以下に記載する実験の「ステレオ1・2」のところを聞いていただければ、右と左に別れているのが実感いただけると思います。

特に説明のないものは基本的にこの置き方で録音しました。一部実験では「水平置き」と記載していますが、このことです。

ちなみに、縦置きは、以下のような状態です。

見えづらいかもしれませんが、ホルダーに固定している状態です。

それでは、ざまざまな録音を聴きながらひとまずiPhone6 plusとhonor 8の録音マイクの性能の違いを実感していただければと思います。

ギターのチューニング音の比較(密閉空間)

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

iPhone6 plusの方は、弾いている弦がマイクに近づくほど大きくなっていうように聞こえます。

逆にhonor8は全て一定の音量に録音もしくは再生されています。

1メートル離れた状態の人の声(密閉空間)

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

すでにお気づきかもしれませんが、iPhone6 plusが継続したノイズ音が入っているのに対して、honor8はほぼ無音状態の中から、声だけが浮かび上がっているように処理されているようです。

ステレオ1(L)メインマイクを手前にして録音(密閉空間)

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

iPhone6 plusが中央から聞こえてくるのに対して、honor8の方は、やや左寄りから聞こえてくるはずです。イヤホン・ヘッドホン推奨です。

ステレオ2(R)メインマイクを奥にして録音(本体上部マイクを手前)

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

これは、上の実験ステレオ1とは逆に、honor8の音が右寄りから聞こえてきます。

ここでわかるのは

「1=本体下部マイク」が、左がわ・レフトチャンネル

として録音され

「2=本体上部マイク」が、右がわ・ライトチャンネル

と処理されてステレオとなっているということです。

環境音

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

無音状態だとhonor8にもノイズがさっきより明確に入っている印象です。明確な発音体があったほうがノイズ処理が正確に働くようになっているのかもしれません。

縦置き正面(密閉空間)

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

honor8の方を聞くと明確ですが、話し始める前は、ノイズが大きく、話し始めるとそれ以外の音のノイズを消しているような印象です。

縦置き背面(密閉空間)

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

縦置き状態なので、声が本体上側に当たっている状態です。そのため、honor8の方はやや右寄りから再生されています。

どちらの音声も、背面でも正面でもそこまで違いはわからないように聞こえます。

水平置き背面(密閉空間)

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

(不具合につき後日再録します。)

声+環境音

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

外で鳴いているカラスの声が、くっきりと聞こえるのがわかります。

iPhone6 plusの方は、ノイズかやけに目立ちます。

声(密閉空間)

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

どちらも外のカラスの声を拾ってしまっていますが、honor8の声の明瞭さはこれまでにないスマホマイクの音だと思います。

コンデンサマイクの購入を検討していましたが、これを知ってからしばらくは、趣味で作曲している曲のボーカル録音はこれでまかなっています。

ノイズ処理しなくていいのでまさに、スマートな状態です。

無音(密閉空間)

honor8(HUAWEI)

iPhone6 plus(Apple)

圧倒的にhonor8のノイズキャンセルの性能の良さがわかると思います。

まとめ

ということで、honor8とiPhone6 plusのマイクの性能と実際の録音した音声比較しました。

何よりも、honor8のノイズキャンセルによる、声の明瞭さは魅力的です。大げさに言えば、iPhone6 plusの「サー」という音声が騒音に聞こえるほどです。

個人的には、コンデンサマイクより手軽に録音できるというメリットは非常に強ものがあります。

マイクのためだけにスマホ本体を買うというのは、あまりにも突飛な発想かもしれませんが、それほどの性能を持っていると感じます。

何はともあれ、HUAWEIの音響技術やDTSサウンドなど、ここでご紹介したテクノロジーには今後も注目していきたいです。

何かしらの参考にしていただけたら幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です